【酒蔵】かたふね - 竹田酒造店
かたふねが継ぐ物語
157年前の1866年(慶応2年)に創業した竹田酒造店。現在は、海と山が近い地「新潟県旧大潟町」にて酒造りを行っている。
新潟県は、淡麗辛口が主流であるが、竹田酒造は、米本来の味を大切にし、甘口を追求する酒蔵。竹田酒造いわく、味のある酒、すなわち旨口という酒質の酒を醸している。
竹田酒造のブランドである「かたふね」は、食中酒として、酒の味を探求するためには全て手間と時間を惜しまない、
味もさることながら、その姿勢は、全国屈指の酒どころである新潟県において、非常に支持が高く、日本酒離れが進む業界においても永く愛されている銘柄だ。
また、数々の受賞歴があることもその味と姿勢が評価された結果である。
数々の受賞歴
毎年ロンドンで開催される世界最大規模のワイン品評会「IWC」の「SAKE部門」は、受賞酒は国内外で注目される重要なイベントとして、価値が高い。「かたふね」は、2013年、2015年、2019年に、その「SAKE部門」の本醸造の部において、トロフィーを受賞した。さらに、2018年「関東信越国税局鑑評会」純米の部で1位を受賞、2021年「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」では、女性向けの「はなじかん」が最高金賞を取得している。

親子で継ぐものがたり
竹田酒造は、現代表である9代目と担い手の10代目が二人三脚で酒造りをしている。9代目「竹田成典」氏は、もともと竹田家とは血縁がない。後継がいない酒蔵に迎え入れられた人物であるが故、伝統を大切にし、一方時代に適合する経営に手腕を奮っている。10代目である「竹田春毅」氏は、日本で唯一の醸造科がある東京農業大学を卒業し、その想いをさらに進化させている。
全国で1,400を数える酒蔵だが、それぞれストーリーがある。竹田酒造のストーリを皆様に楽しんで欲しい。
竹田酒造店
〒949-3114
新潟県上越市大潟区上小船津浜171
電話番号:025-534-2320